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涼を求めて青木ヶ原へ

もぅ無理デス。。

青木ヶ原樹海に行きます。。。

 

まって!まってください!

そういうことじゃないです!

ヘンな勘違いはよしてください。

通報しないでください。

 

さて、

皆さん

ご機嫌いかがですか?

鈴本です。

 

暦の上では秋になりましたが、盛夏の装いをしている街並みが酷暑と言える過酷な期間が続くことを主張してくる今日この頃。

日中だけでなく、朝から晩までただただ暑く、電気代に怯えながらクーラーを回すか、錯覚を起こして大自然への感謝を胸に「天然のスチームサウナ」を楽しみ尽くすしか乗り切れないところまで来ているのではないでしょうか?

 

そんな毎日に嫌気が差し……

 

 

 

 

気が付けば樹海にいました。

 

今回来たのは、青木ヶ原樹海

 

皆様ご存知日本最高峰の麓に位置する樹海で、冒頭でネタにしましたが【そういった】イメージを持つ人がほとんどのようで

「青木ヶ原にいってきますよ!」と親しい人に伝えたところ

・嫌な顔をされる

・心配される

・やめろ。とマジトーンで言われる etc.

 

なんとも踏んだり蹴ったりなリアクションをいただいてしまいました。

そんなに信用ないですか?…私?

 

そんなネガティブな印象への反骨精神と”涼しくていいらしい”という不確かな情報を基に、この地に舞い降りました。

大丈夫、きちんと遊歩道として整備されているところです。

 

一歩入ると世界は一変し、先ほどまで視線を奪っていた雑踏も日本一高い山も見えなくなり、世界は緑が支配します。

 

鳥のさえずり、風が木々を揺らす音、濃い植物の匂い、苔むした岩、そして踏みしめる大地から、

全身で大自然の中にいることを感じさせられます。

それと、根っこから剥がれるという普段目にすることのないスケールの大きい倒木も。

気が付けば画像フォルダが倒木でいっぱいになっていました。

倒木好きらしいです。私。

 

 

 

 

 

グレースケールの道路と直線の建築物で構成されたコンクリートジャングルが主な生息地の私には、あまりにも非日常であり、生物の本能を刺激します。

ニンゲンの中にあるサルの遺伝子が吠えでの自己主張を求めていますが、理性で抑制して先に進みます。私は人間なので。

 

多分、あの中で吠えたら誰かしら吠え返してくれることでしょう。

 

この日も都心は35℃を超える猛暑日でしたが、河口湖周辺は32℃。

樹海の中は程よく日光が遮られ、風通しもよかったので30℃以下の体感でした。

 

しかしながら、樹海に一人というのはあまりにもさみしいので、付き添いをお願いしました。

 

 

 

 

おにやんま君です。

 

いや「おにやんま君」が商品名称なので正確にはおにやんま君さんですね。

これで一人と一匹です。

 

 

 

 

安全ピンでとめることが出来るのでリュックの肩パットのところに付けました。

これで、お供を肩に乗せて歩くという主人公ステータスを得ることが出来ます。

 

そんな主人公ステータスが付与されるおにやんま君ですが、模っているオニヤンマが肉食の捕食者なので、蚊や蜂などの虫を忌避する特殊効果もついてきます。

お得ですね。

 

肝心のその効果ですが、まず対人はバッチリです。

そのリアリティからかなりの好印象を得ることが出来ます。

すれ違った人から「肩に…トンボが……」と言われたほどなので間違いないです。

 

そして対虫ですが、半袖で3時間くらい歩いていましたが蚊に食われたのは一か所だけでした。

こちらも予想以上の効果ですね。

しかし、猛烈な羽音を響かせて突撃してくる強者に3回ほど出会いました。

隙を突いたと勘違いした捕食者が突撃してくる可能性がありますので、ご使用の際はご注意ください。

 

……しかしながら体感30℃ほど。

最近の環境に感覚が破壊されていますが、突っ立っているだけで汗だくになる気温よりはマシなだけで普通の感覚では”暑い”という分類に入る気温だと信じています。

 

涼を求めてきたはずなのに30℃では満足できるわけがありません。

 

なので、更なる涼を求めて「西湖コウモリ穴」に来ました。

 

 

 

 

ここは周回バスのバス停にもなっており、遊歩道の出入り口と隣接しているため、一つでその両方を楽しめるとてもお得なバス停となっております。

 

 

 

 

管理事務所で入場料350円を支払い、いざコウモリ穴へ。

 

 

 

 

涼しぃぃー--!!!

 

入った途端、冷気が体を包み込むのを感じます。

炎天下のコンビニくらいの感覚です。

それでもってコンビニよりも優しいです。

※コンビニの空調を貶める意図はございません。コンビニ各社様のおかげで本日も生きております。

 

 

 

 

内部は照明が設置されているので、ライトなどは不要ですが、ヘルメットは管理事務所で貸してもらえます。

是非かぶりましょう。

 

ひろい部分は圧倒的な迫力があり、せまい部分は中腰でも頭をぶつけるくらいで、手軽に冒険気分を味わえます。

 

この感動を残しておきたくて写真を撮りましたが、スケールもなにも表現できなかったので貼っておきます。

上から、ひろい・ひろい・せまい・せまい、部分です。

 

 

 

 

 

 

 

そうでしょう。全然伝わらないでしょう。

次回はたばこの箱を並べて撮ろうと思います。

 

 

 

 

出口のところは明暗がハッキリしているので、それなりに撮れました。

うれしかったです。

でも実際に見たほうが感動します。

 

 

 

 

外に出て30秒ほど経った後に取った写真です。

写真上部に白いモヤがかかっていますね。これは心霊ではありません。

気温差で曇っただけです。決して心霊ではありません。

 

気温計の表示は17℃くらい。

ということは内部はもっと低い気温ということになります。

大体15℃くらいでしょうか?

だいたい10月から11月くらいの気温ですね!

うん!涼しい!

 

上質な”涼”エネルギーを摂取することができたので、住処のコンクリートジャングルに帰ります。

 

避暑とともに冒険を味わうことができる青木ヶ原樹海。

気軽に…行くことはできませんが、反骨精神と冒険心をお持ちの方は是非行ってみてください。

 

それでは、

また。

 

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