南三陸町震災復興祈念公園
東日本大震災の際、宮城県南三陸町では、地震発生から30分後に高さ15メートルを越える津波が襲って来ました。
南三陸町での犠牲者は800人を超えました。
地震の直後、4階建ての町防災対策庁舎にも津波が押し寄せて職員ら43人が亡くなった建物が遺構として残され、ここで起こったことを後世に伝える役割りを担っています。
この遺構を含む一帯は『南三陸町震災復興祈念公園』として整備され、東日本大震災で犠牲となった人の追悼、鎮魂の場となっています。と同時に、甚大な被害の記憶や教訓を継承してゆく場となっています。