アミティと楽しむ旅~後編~
こんにちは、浦和興産のTです。
8月下旬に書きました新潟経由関ケ原への旅の後編、いよいよ関ケ原です。
社内研修の日程が組まれ、10月末組と11月末の2班に分かれ関ケ原に向かう事が決定しました。私は7月以来3カ月ぶりの関ケ原となります。
実際の決戦は、新暦で1600年10月21日になります。夏の関ケ原とは違い、よりリアルに当時の空気感を肌で感じる事が出来るのでは、と密かに期待しております。
後編
白川郷を後にして、いよいよ関ケ原を目指します。途中、アユ料理を堪能してゆっくりとした時間をすごし、すっかり大垣城の見学を失念しておりました。
予定を変更し、今日の宿泊予定地、『道の駅池田温泉』に向かいます。ここから最終目的地、関ケ原古戦記念館までは車で20分弱、13kmと、とても近い距離にあります。
又、道路反対側には日帰り入浴もできる池田温泉があり、ロケーションはばっちりで、関ケ原観光の車中泊にお勧めです。
又、この道の駅はちょっと変わっていて小さな建物が複数棟あり、複雑に並んでおり食べ物屋さんや足湯、直売所などが入っているようで今までにないレイアウトの道の駅です。
温泉で汗を流し、お酒、お弁当を食べ、明日に向け就寝と思いきや、なんか外がエンジン音の音でうるさい感じで、ちょっと安眠妨害です。翌朝、散策してみると山道につながる道があり、走り屋さんの集合、スタートポジションになっているのかと思われます。
朝は、ランニングの人がいたりしており、少し時間がたつとロードバイクの人がやってきます。
後で調べてみたら『伊吹ばら街道』と言う道で、つづら折りの道が続き色々人たちが山道にチャレンジしているようです。次回、機会があれば走ってみようと思います。勿論、車で。
いよいよ、天下分け目の戦い、関ケ原古戦場と記念館に向かいます。
まずは、記念館で映像展示が9:45からスタートしますので、朝食をとって道の駅をスタートしました。
グラウンド・ビジョン並びにシアターの鑑賞時間は約25分です。これはすごい、の一言です。絶対見逃してはいけません。一見の価値十分です。
シアターの興奮を後に、2階の展示室最上階の展望室へと向かいます。展望室ではガイドの方がおり、当時の合戦の舞台となった武将の陣営を元に解説をしていただきました。
決戦地跡です。ここで生死をかけ多くの侍が戦いました。
島左近・石田三成の陣跡
大谷吉継の陣跡は神社の上の小高い山に陣を構えております。
ここからは小早川秀秋の陣跡が望め、万一に備え、監視の体制を整えていたことがうかがわれました。
松尾山にある小早川陣跡にきてみました。山城跡
松尾山城は、切岸と土塁で周囲を囲われ、北側は帯曲輪と竪堀、南側は枡形虎口、馬出し状の曲輪を備える。馬出し状の曲輪は南側に堀切を有し、その南端には城門があったとみられる。その他に東側に2つ、西側に2つの曲輪があり、西側の曲輪と主郭の間の空堀で侵入した敵を挟撃できるようになっていた。と記されており、陣跡周辺にはそのような風景が見られました。
結果は、西軍有利で合戦が始まったのですが、西軍の武将の寝返りであっという間に形勢が逆転し、徳川率いる東軍が勝利したことはあまりにも有名な話です。
西軍、石田三成の元に義を掲げ集った武将。
東軍の徳川家康が知略を巡らせ、万全をきして臨んだ戦いを通し、当時の武将たちの思惑と生き残りをかけた戦いに思いをはせるいい旅行でした。
社員研修を控えておりますので、まずは自分の五感で感じ、思いを巡らせてもらえばと思います。