みるだけの海だっていいじゃない。
皆さん
ご機嫌いかがですか?
鈴本です。
突然ですが、私は究極のマザコン海が好きなので国立科学博物館の特別展である『海展』に来ました。
(※今回訪れたの展示は非常に混みあっていた為、画像が縦横統一されていない点や、トリミングした為画素数が低いものもあります。ご容赦ください。)
ここでは最近の研究を基に考察された海の誕生の秘密を始め、海に棲まう生物との関わり、そして我々人類の過去から現在までの貴重な資料や標本等を見ることが出来ます。
見どころを上げればキリがないので僭越ながら私が特に心惹かれた展示をピックアップしてご紹介させていただきます。
まずは、マリンスノーについてです。
「マリンスノー」と聞いたことはありますが、実物を見たことも、その正体が何かも知りませんでした。
まさかこんな形容しがたい外見をしているとは思いませんでしたね。
様々な形をしたものが白く固まって降りてくる…。そう考えれば実際の雪と変わりはないのかもしれませんね。
次にこれ、今年頭に話題になった大阪は淀川河口に迷い込んだ「淀ちゃん」とも呼ばれたマッコウクジラの調査レポートです。
ストランディングについての考察や資料も併せて展示されている為、様々な視点から考察を膨らませることが出来ます。
最後はこれです。
海底で発見されたジンギスカンの包装容器?です。
解説にもある通り年月日だけでなく、その他の文字もきちんと読み取れる程、形状が保たれています。
昭和48年は1973年です。
約50年前のものがここまで分解されていないとなると、最近流出したものが完全に分解されるのはいつになるのでしょうか…。
色々と考えさせられます。
その他にも海流による環境の違いや、地震との関係、タツノオトシゴの出産等々、普段お目にかかれないような貴重な資料を見ることが出来ます。
もちろん博物館としての迫力も十分にあります。
実際にお子供さんを連れている方々も沢山いらっしゃいました。
ウェミダー!
更に、国立科学博物館の常設展示も無料で見ることが出来ました。
どこもかしこも見どころだらけの常設展示はじっくり見ると丸2日はかかる程、充実した内容ですが、私のおすすめは3Fにある『大地を駆ける生命』です。
いつ来ても鳥肌が立つほどの迫力と静電気です。
ニホンオオカミやフクロオオカミ等の絶滅してしまった動物のはく製もあり、興奮が止まりません。
さていつにも増して真面目な内容になってしまいましたが、純粋に楽しかったので大満足です。
そんな『海展』は10月9日まで開催されているようですので、興味のある方は是非行ってみてください。
それでは、
また。
追伸:実は国立博物館で開催されていた『古代メキシコ展』にも一緒に行きました。可愛い。