涼を求めて
こんにちは。
連日厳しい暑さが続いてますね。
外に出るのも億劫になってしまいます。
夏らしいブログのテーマも考えましたが、少し涼しげな様子が伝わるものを。
まだ暑さも今よりは和らいでいた2ヶ月ほど前の5月下旬に京都に行ってきました。
京都市内から少し離れた滋賀県との県境にほど近く、比叡山延暦寺の麓に位置する八瀬エリア。
緑豊かな自然と穏やかな川のせせらぎが、初夏の暑さを和らげてくれます。
この地にあるのが観光名所と知られる無量寿山光明寺 京都本院 「瑠璃光院」です。
平安時代から貴族や武士に愛されてきた八瀬の地にひっそりと佇む瑠璃光院は、元々は天部天皇が壬申の乱(672年)で背中に矢傷を負い、その傷を釜風呂で癒やすために静養した場所と言われているそうです。
天皇が療養したと聞くとなんだかとても格式高い気がしますよね!
人気観光スポットともあって、入場規制で30分ほど待ちました。
受付を済ませて入ると、包み込まれるような青もみじと、透明な池の中で気持ちよさそうに泳ぐ鯉が出迎えてくれます。
見てください!黒塗りの机の天板に反射された見事な新緑の青もみじです。しばらく言葉を失いましたが、その後はお茶のCMのBGMが脳内再生されていました。
どの角度からも絵になり撮影も迷ってしまいますが、他の観覧客も多くいらっしゃるので譲り合いですね。
お寺の名前にもなっている「瑠璃色に輝く浄土」を表して作られた庭園を眺めながら、抹茶をいただくこともできるそうです。
今回は土日で混雑していたため断念しましたが、この景観でいただく抹茶は美味しいんだろうなぁ。
こちらが例の天部天皇が傷を癒やしたとされる「八瀬の釜風呂」、現存する遺構とのことで大変貴重です。
今でいう蒸し風呂やサウナみたいなイメージでしょうか?
拝観を終えて、次の予定まで時間があったので比叡山山頂に行けるロープウェーに乗ってみました。
比叡山山頂は848mとのこと。涼しい!
お隣滋賀県の琵琶湖が眺められました。
いつか琵琶湖もゆっくりと回ってみたいのです。
この日の夜は京都旅行のもう一つの目的・亀岡市にある「サンガスタジアム」でJリーグの試合を観戦しました。
2020年に完成したばかりのサッカー専用スタジアムで、ピッチとの距離が近く、観戦には最高の環境です。何より駅から近いのがありがたい。
ナイターでしたがピッチ上と観客の熱気が伝わる熱いゲームでした!
1泊2日の短い旅でしたが、古都・京都の様々な顔が見れた2日間でした。
またいつか訪れたいと思います。