秋の緑も素敵だね
皆さん、ご機嫌いかがですか?
鈴本です。
立冬を迎え暦上は冬となってから一週間が経ち、しっかりと色付いている木々を見ると思うことがあります。
「紅葉すんの遅くない?」
やはり紅葉といえば秋!
秋の盛りといえば10月!
ということで秋の盛りに紅葉を体験するべく、10月も終わりに向かおうとするある日、私は山梨にいました。
目的地は坪山。
高尾山から少し先にある標高1000m程の低い山です。何故山なのか?
皆さんご存知でしたか?
実は標高が100m上がると気温は0.6℃程下がると言われています。
つまり1000m上は平地より−6℃の世界。
約一ヶ月後の平均気温と≒(ニアリーイコール)となるのです。
11月の気温になれば流石に紅葉しているでしょう。
そんなことを考えながらバスに揺られること1時間。ついに麓までやってきました。
うーん、思ったより緑。
しかし、これからです。
登れば登るほど、どんどん鮮やかな暖色へと…
どんどん…
暖色…へ…と…
なりません!!!
予想以上に緑の世界。
そんな中、1本だけ綺麗に色付いている木がありました。周りはまだまだ緑なのに何でこの子だけ…?
その近くには栗?も落ちており、申し訳程度の秋要素で追い討ちをかけてきます。
いやしかし、もう山頂も近いはずです。
もしかしなくても、この子はこの後に広がる桃源郷への先触れかもしれません。
さあ視界に占める空の割合が増えてきました。山頂はすぐそこです。
私が求めた景色を見せてくれ!
さあ!
…
……
………!
うーん、微妙。
赤でもなく黄色でもなく、そして緑でもない。
緑だ緑だと文句言ってきましたが、こうも微妙に色付かれるとコメントに困ります。
ここより標高が高いはずの周りの山々もあまり色付いていません。
想像以上に微妙な景色に唸っていると周囲をハチが飛び始めました。話が違う。
山頂の景色もほどほどにして、ササッと下山して帰りのバスに乗りましょう。
【現在時刻 13:30】
バスが、ない。
いや、来る時に調べているので驚きはしなかったですけど、2時間待つという突き付けられた現実に笑いが込み上げてきます。
周囲に人影もないので変人扱いされる心配もありませんしね。
さて、流石に2時間も突っ立っていられないので、近くにある羽置の里 びりゅう館で名物のお蕎麦をいただきました。
羽置の里 びりゅう館
今まで食べたどんな麺よりもコシがあって非常に美味しかったです。
秋を感じられる紅葉狩り、きちんとシーズンに合わせた方が楽しめると思います。
それでは
また。