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常在戦場

おはようございます。

 

【常在戦場】という言葉をご存知でしょうか?

 

 

 

 

「じょうざいせんじょう」とは、”いかなる時も戦場にいる心構えで物事に取り組むことの心得”を示す言葉で、越前長岡藩・牧野家に代々伝えられてきた家訓です。

 

牧野家は、遡ること戦国時代から江戸時代に活躍した一族のため、やや物騒な意味合いに聞こえますが、今の時代に置き換えると、戦場=”自然災害”や”感染症”と表現すると分かりやすいと思います。

 

つまり、普段の生活のなかでも非常時に備えて行動する

 

実はこれ、私達浦和興産が51期に掲げた「平時から非常時へ ビジネスモデルの転換」というスローガンとも通ずる意味を持ちます。

 

数百年前に生まれた言葉が、時代を経てなお、現代にも脈々と受け継がれているというのは、先人達の本質を見抜く力に驚かされますね。

 

幕末の動乱期、東軍幕府方・西軍薩長方どちらにも属さず武装中立を保ちながらも、ひたすら民の暮らしと藩の改革に命を懸けた長岡藩家老・河井継之助も「常在戦場」を座右の銘にした一人として有名です。

 

「最後のサムライ」と称された河井の半生を描く映画「「峠 最後のサムライ」が今月17日から公開されております。原作は司馬遼太郎さんのベストセラーです。

 

 

 

 

私も公開当日に観に行ってきましたが、善悪が二極化し、混沌とする現代を生きる私達にも学ぶ部分があると思いました。

 

興味がある方はぜひ週末に近くの劇場で鑑賞してみては。

 

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