大谷翔平に楽しませてもらった一年
野球をやっていない、知らない方でも、この人の名前は知っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メジャーリーグのロサンゼルスエンジェルスで、投打に大活躍をした大谷翔平選手。
(credit: NHK NEWS)
高校時代から甲子園でも活躍し、卒業後はメジャー行を希望していたため、日本ハムファイターズからドラフト1位指名を受けたにも関わらず、入団を拒否していました。
しかし、何度も球団が訪問し交渉を行い、入団後の育成プランなどを提示した結果、ついにプロ野球選手大谷翔平が誕生しました。
日本ハムのまっすぐな気持ちが届いたのでしょうね。
その後はプロの世界で野球ファンを楽しませてくれました。
皆さんご存知の日本人最速165キロを計測したり、同一年に投手として二桁勝利、打者として二桁本塁打を記録したり、オールスターでMVPに選ばれるなど、枚挙に暇がありません。
そして2018年からメジャーリーグのエンゼルスに移籍し、一年目から二刀流で活躍します。
二年目、三年目には怪我のためフルに出場はできませんでしたが、四年目の2021年、ついに朝の目覚めと共に、大谷選手のニュースをチェックする毎日が始まりました。
(credit: www.nippon.com)
そもそも三年目までは二刀流に懐疑的な部分もあり、実態は投手で出る日、打者で出る日と分かれており、休暇日も多く設けられるなど、身体の負担を考慮した起用でした。
しかし、現マドン監督になり、大谷選手には何よりも楽しく野球をしてほしい、二刀流を追い求めてほしいとの想いがあり、投打同時出場という本物の二刀流を実現し、更にはオールスターでも二刀流で出場するなど、世界中にワクワクを届けてくれました。
(credit: the guardian)
個人タイトルは獲得できませんでしたが、今後発表されるMVPには大いに期待できます。
そして、今後野球少年の憧れは、二刀流の選手になることかもしれません。
好きなことを楽しむという子供では当たり前のことを貫いている姿は、かっこよく、輝いて見えた一年でした。