THE THREE KINGDOMS – 三国志
子供の頃にやっておけばよかった、と思う事って誰もが1つや2つありますよね。いや、むしろやらなかった事の方が多いかもしれません。
私もやらなかった事の方が圧倒的に多いのですが、その内の一つが
三国志を読むこと
でした。
小学高低学年の頃に通った学童保育には本や漫画がたくさん置いてありましたが、その一つに横山光輝氏の名作「三国志」の漫画がありました。しかし、60巻にも及ぶ歴史大作を、漫画とはいえ当時小学生の子供にはなかなかハードルが高いものでした。その後もドラマや映画・ゲームなどでも触れるチャンスはありながらもことごとくスルー。いまさら人に聞けないなぁ、本もドラマも長くて難しそうだし面倒だなぁ。なんて考えているうちに早何年が過ぎたのでしょうか。
ある時、チャンスは突然やってきました。
この1年、コロナ禍で自宅で過ごすことも多くなり、何か読める本がないか立ち寄った本屋でたまたま手にしたのが、「三国志」をなんと2冊にまとめられた漫画でした!
おぉ、これはありがたい!迷いなく2冊購入!
早速読んでみると、このスケールの大きい時代を知るための大枠の流れをある程度掴むことはできます。たしかに2冊に凝縮されているので展開が早いですし、「そんな無慈悲な・・」と思うシーンもありますが。
次々と出てくる個性的なキャラクターの人間模様と相関図に苦戦しながらも一気に完読!
面白かった!
漫画ではありますが、知識として十分に得ることはできますし、これをきっかけに小説や映画などを見ればよりこの時代の理解が深まるのではないでしょうか。
生きるか滅びるかの激動の時代を描く「三国志」。
私も挫折した横山光輝さんの漫画同様、前半は劉備玄徳を主人公として描き、後半は一度は名前を聞いたことある「諸葛孔明」をメインに描きます。 読めなくて諦めかけてた皆さん、ぜひ入門編として手にとってみてはいかがでしょうか。