中山美穂さん主演「Love Letter」②
引き続き勉強会で『Love Letter』を見ています。
みなさんから頂いたコメントを紹介させて頂きます。
★図書カードを通して過去と未来を移動しているような感覚になりました。
私も図書カードがあったころ、誰が借りているんだろうと気になりカードを覗いていたことを思い出しました。
図書カードが登場する小説もいくつか読んだことがあります。
図書カードには不思議な魅力があるのかもしれないですね。S.K.
★手に触れた雪が解けて消えていくように淡く、時に切なく、どこか透き通った情景と映像美、ひろ子や樹と樹の思い出が重なるようで交じり合わないけれど一つの物語として織りなしていく様が素敵でした。
最後はとてもキラキラした大切な思い出が「失われた時を求めて」(この本のタイトルも意味が深いように感じます。)の貸し出しカード裏によみがえるようで、樹のはにかむ笑顔にも
同時に現れているようでした。M.T.
★中山美穂さんの2人役の演技も魅力的でした。藤井樹さんとひろこさんの2人の恋を、あんなミステリアスに運命的な描写で描くのが、凄く面白いと思いました。最後女性の藤井樹さんはひろこさんに手紙を送らなかったのは、本当に恥ずかしさだけだったのか、ちょっぴり嫉妬だったのか…。A.F.
★今では考えられないプライバシー無しの、卒業アルバムの後ろに住所が載っている時代ならではのお話で、同姓同名の人に、今はいない彼氏に送った届くはずのない手紙が、もう1人の人に届くとこいう話で、青春時代の樹さんの思い出が博子さんにも文通を通して教えてもらう…そこも昭和で良いですね。