幕府への忠節心
「会津松平家というのは、ほんのかりそめな恋から出発している」
司馬遼太郎の小説「王城の護衛者」に出てくる冒頭の一文です。
会津藩は、関ヶ原の戦いのきっかけともいえる家康の上杉征伐や、戊辰戦争の悲劇の舞台にもなった地。また、大河ドラマ「八重の桜」でも描かれています。
その会津藩の初代藩主・保科正之は、徳川家康の息子で2代将軍・秀忠が生涯で唯一「お手付き」をした侍女との間に生まれました。
優れた人間性と強力なリーダーシップを併せもち、生涯徳川に忠義を尽くしながら会津藩主として「会津家訓十五箇条」を定め、藩政の基礎を確立しました。
昨日始まった勉強会の題材「八重の桜」は、そんな保科正之の作った会津の藩風や精神が、新島八重という1人の女性を軸に描かれています。
😉 Y.K